いつまで揺れが続くのか――。2年余りで300回以上の群発地震が起きている石川県珠洲市で5日、震度6強の地震が発生した。住民は被害や揺れの大きさについて、昨年6月の震度6弱の地震よりも「今回の方がひどい」と声をそろえた。
鳥居が倒壊した珠洲市正院町正院の羽黒神社。宮司の高山哲典さん(57)は発生時、母や妻と市内の自宅にいた。1997年に作り直した鳥居のほか、参拝客が手を洗う手水舎(てみずしゃ)の屋根も壊れた。高山さんは「家族にけがが無くてよかったが、昨年に続いて今年も神社に被害が出るなんて」と話した。
珠洲市蛸島の僧侶、岩垣秀一さん(53)は「昨年よりひどい揺れだった。外に出てぼうぜんとしている人もいた」と話していた。
石川県は午後7時から2回目…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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