「まだまだ探し続けるから」 津波で行方不明、妻に誓うシャボン玉

 宮城県女川町の高松康雄さん(65)は午後2時55分、慰霊碑の前でシャボン玉を吹いた。津波で行方が分からない妻の祐子さん(当時47)を捜すため、2013年から海での捜索を続けている。

 「祐子を忘れてないからね。まだまだ捜し続けるからね」

 震災後、潜水士の資格を取り、今も月に1度、捜索のために海に潜る。

 「街の景色は変わったけど、海の中の景色はほとんど変わらない。11年経ったのか。そんな気がしないよ」。祐子さんを見つけるまで、捜索を続ける。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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