コロナ禍で定着したマスク生活はどこまで変わるのか。5類移行初日の8日、街頭で計1千人の状況を朝日新聞が調べると、4割近くの人がマスクを外していた。着用が個人の判断に委ねられた3月13日に同様の時間帯、場所で実施した調査では1割強にとどまっており、「脱マスク」は少しずつ進んでいるようだ。
観光地や公共施設など全国の計10カ所で100人ずつ記者が数えたところ、マスクを着けていた人は623人、外していた人は377人だった。600人を調べた屋内は着用が371人。屋外は400人のうち着用が252人だった。外している人の割合は38%で、3月13日の13%(132人)の約3倍になった。
この日、JR品川駅では電車から降りたとたんにマスクを外す人も目立った。この日から外した東京都品川区の女性会社員(32)は「個人の判断」とされた3月13日から外したかったが、周りの目が気になり、外せなかったという。「この2カ月でだいぶマスクなしの人も見かけるようになった。もう頃合いかな」と話した。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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