橋本幸雄 岩田正洋
未来を担う若者やアーティストと一緒に、郷土や伝統芸能の魅力を発信し、地域を盛り上げるイベント「わっかフェス」(三菱商事、朝日新聞社、AAB秋田朝日放送主催、秋田県など後援)の出演団体が3日、秋田県大仙市の協和市民センターで交流会と合同練習を行った。共演する「ゆず」の2人も駆けつけ、24日の本番に向けて気持ちを高め合った。
この日は出演する東京学芸大学和太鼓サークル・結の学生のほか、秋田の郷土芸能「花輪ばやし」「土崎港ばやし」「毛馬内の盆踊」の関係者、なまはげ太鼓を披露するゲストアーティスト「Akita和太鼓パフォーマンスユニット音打屋―OTODAYA―」のメンバーが参加した。
交流会では、ゆずの北川悠仁さんと岩沢厚治さんが見守るなか、それぞれが10分弱にわたり演奏や踊りを披露。土崎港ばやしは太鼓をメインに三味線や笛、鉦(かね)を打ち鳴らし、楽しげな祭りの様子を繰り広げた。当初は演奏者もゆずの2人もやや緊張気味だったが、徐々に打ち解けたのか、北川さんや岩沢さんが手拍子をしながら聴く場面もあった。
毛馬内の盆踊では、登場した三つの大きな太鼓に北川さんが思わず「すごいね」と感嘆。岩沢さんも盆踊りの手ぶりをまねながら聴き入った。なまはげ太鼓は、メンバーがなまはげの面をかぶった勇壮な姿で迫力ある演奏を披露した。
「わっかフェス」観覧者を募集
「わっかフェス」の会場での観覧者を募集しています。秋田市のあきた芸術劇場ミルハスで、3月24日午後2時開演。無料。ウェブページ(https://que.digital.asahi.com/question/11012967)から応募してください。5日締め切り。抽選結果はメールで連絡します。問い合わせは朝日新聞「わっかフェス」事務局(wakkafes@asahi.com)へ
ゆずの2人はなまはげの面を…
※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル