「アジア・太平洋水サミット」 岸田首相が5年で5千億円支援表明

堀越理菜

 アジア太平洋地域の首脳らが水に関する問題を議論する「第4回アジア・太平洋水サミット」(熊本市、アジア・太平洋水フォーラム主催)が23日、熊本市で開幕した。24日まで。

 開会式で岸田文雄首相は「サミットでの議論、成果はアジア太平洋地域のみにとどまるものではなく、世界の水問題や防災、気候変動に関する今後の議論に対する大きな力と知恵を与えるものと確信している」と述べた。

 首脳級会合では、質の高い社会への変革のための取り組み加速などを盛り込んだ「熊本宣言」がまとめられた。岸田首相は、「気候変動適応策・緩和策両面での取り組み」と「基礎的生活環境の改善などに向けた取り組み」をする「熊本水イニシアティブ」を宣言し、今後5年間で約5千億円の支援を表明した。

 水サミットは24日も分科会やシンポジウムなどがあり、オンラインでの視聴も可能。(堀越理菜)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment