新型コロナウイルス対策として、政府から全世帯に2枚ずつ配られることになっている布マスク。各世帯に配送されるのに先駆け、介護施設などに届いたという報告がTwitterで上がっている。
安倍晋三首相の肝いりで「アベノマスク」とも揶揄され、配布費用として約466億円が見積もられていることに批判も上がる中、Twitterでは「必要のない人や受取拒否を考えている人はホームレス支援団体へ送ろう」という呼びかけも広がっている。
各地の路上生活者の支援団体などから構成される特定NPO法人「ホームレス支援全国ネットワーク」(北九州市)は4月10日に公式サイトを更新。「『使わないので』と寄贈のご連絡をいくつもいただきました。ありがたくお受けしたいと考えています」として、送り先などの情報を掲載した。
集まったマスクは各地の支援団体に分配されるといい、「『あなたのことを忘れていないよ』というメッセージにもなる」と感謝している。お礼状発送などの対応はできないが、寄付されたマスクの受取状況や配布状況は公式サイトで報告するという。
事務局によると、Twitterの呼びかけを見た人などから問い合わせがあったといい、「不織布マスクを送ってくれる方もいました。政府のマスクは住所不定の方には届かず、ボロボロの使い捨てマスクを使っている人もいるので、ありがたい」と語った。
どうやって送るの?
Twitterなどの報告によると、マスクは1枚ずつ個包装された状態で届くようだ。「ホームレス支援全国ネットワーク」に送る場合は、包装された状態のまま、封筒などに入れて普通郵便で送る(送料は自己負担)。
送り先は以下の通り。
・宛名
ホームレス支援全国ネットワーク
・住所
〒805-0015 北九州市八幡東区荒生田2-1-32
問い合わせは事務局まで
電話 093-651-7557
メール postmaster@homeless-net.org
中村 かさね (Kasane Nakamura)
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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