「アベノマスク」含む大量の布マスク問題 余った30万枚を再資源化

中村靖三郎

 政府が保管していた「アベノマスク」を含む大量の布マスクをめぐり、希望者に追加で配布した後もなお在庫が残ったため、約30万枚を再資源化する処理をしたことがわかった。政府が15日に閣議決定した答弁書で明らかにした。

 答弁書などによると、政府が保管していた布マスク約7100万枚について、自治体や介護施設などから計約2億9千万枚分の配布を希望する申し出があった。こうした希望者への配布を進めたが、一部の希望者には住所不在などの理由で送ることができず、約60万枚が余ったという。

 このため、さらに希望する自治体などに追加配布したが、約30万枚が残った。「経費を抑制するとともに、有効活用を図るため、再資源化による処理を行った」(答弁書)という。

 立憲民主党の田島麻衣子参院議員の質問主意書に答えた。(中村靖三郎)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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