関西空港に7日、韓国の団体ツアー客が約2年4カ月ぶりに到着した。新型コロナウイルスの水際対策緩和で訪日外国人客(インバウンド)の受け入れ手続きが再開されてからでは初めて。地元の観光関係者らは「にぎわいを取り戻せたら」と期待する。
韓国の格安航空会社(LCC)、ティーウェイ航空の便で7日午前に着いたのは客18人と添乗員1人。関空では同社や大阪観光局の職員らが「Welcome to OSAKA」の横断幕を掲げ、「アンニョンハセヨ!」と出迎えた。
政府は6月10日、新型コロナの感染リスクが低いとみられる国・地域について、添乗員付きツアーに限って受け入れ手続きを再開した。
今回のツアー客は同日ビザを申請したといい、2泊3日の日程で京阪神を訪ねる。韓国の若者に人気がある大阪・道頓堀に泊まる予定だ。添乗員の李唯美(リユイミ)さんは「2年間仕事がなくて苦労した。関空に来られてうれしい。自由に観光したい人は韓国にはいっぱいいる。韓国と日本が観光を通じて発展していってほしい」と話した。
大阪観光局によると、7日以…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル