「オイサ、オイサ」 祇園山笠、雨の博多を疾走

【動画】博多の町を疾走 祇園山笠の「流舁き」=小宮路勝撮影

 博多祇園山笠の「流舁(ながれが)き」が10日、福岡市博多区の各流であった。雨が降りしきる中、七つの流の舁き山がこの夏、初めて博多の町を疾走した。

 四番山笠・大黒流では午後5時、馬にまたがる高杉晋作の人形を載せた山が勢いよくスタート。締め込み姿の男たちが、勢(きお)い水や雨でびしょびしょになりながら、「オイサ、オイサ」とかけ声を上げて走り回った。赤手拭(あかてのごい)(若手役員)の石村慎悟さん(38)の妻、有希さん(31)は「ずっと準備してきて、やっと山が舁けたな、という思い。締め込み姿が見られてうれしい」と話した。(宮坂知樹)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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