山口県宇部市は、老朽化し役目を終えたマンホールのふたを一般向けに初めて売り出す。限定10枚。申し込みは8日からで、応募者が多ければ抽選で決める。
直径60センチ、重さ40キロの鋳鉄製。実際に下水道で使われていたふたで、ほとんどが1988年~2002年製だが製造年不明のものもある。カラーの白鳥や市章などがあしらわれている。
老朽化したふたは普段は処分しているが、下水道への理解を深めてもらおうと、市の上下水道局が企画した。価格は1枚1千~3千円。多少のキズも趣がある。市の担当者は「庭のオブジェにいかが」と話す。
希望者は31日までに申込書に必要事項を書き、宇部市上下水道局下水道整備課に郵送か、持参する。申込書は市水道局のホームページからダウンロードできる。問い合わせは同課(0836・21・2180)へ。(二宮俊彦)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル