神戸市立東須磨小学校の教員間暴力・暴言問題で、加害側の4教諭のうち30代男性の代理人弁護士が9日、会見した。激辛カレーを無理やり食べさせるなど、悪質性の高い行為には関わっていないと主張し、懲戒処分前に給与の支給を止めた市教育委員会の処分は拙速で不当だと訴えた。
会見した戸谷嘉秀弁護士によると、男性教諭は被害者の男性教員(25)に対し、背中をひじで押す、肩をたたく、「アホ」「ボケ」と暴言を吐くなどの行為をしたと認め、「責任を感じている」と話しているという。
一方、激辛カレーを食べさせたり、被害教員の車の屋根に土足で上がったりした行為には関わらず、知りもしなかったとし、加害側4教諭の行為の悪質性には差があると主張した。
市教委は問題発覚後、加害側の…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル