群馬県は4日、新年度の一般会計当初予算案(総額8187億600万円)を公表した。159件の事業を見直し、約8億7千万円を削減。緊縮が目立つ中、21年度比で1億円増やした事業がある。
それは、県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」のブランド化(4億3184万円)だ。
「ぐんまちゃんは、群馬県最大のキラーコンテンツと言っても過言ではない」
4日の記者会見でこう力説したのが、山本一太知事だ。昨秋から年末にかけて13回放送したテレビアニメで「続編を来年度も制作する」と表明。ツイッターでのトレンド(流行)入りなどを根拠に「ぐんまちゃんは、ブランド戦略の中核の一つ。十分な投資効果がある」と述べた。
一方、群馬テレビ(群テレ)で1971年4月の開局から続いていた県の広報番組は打ち切り、8683万円を削減した。
現在放送中の広報番組は、毎…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment