高齢女性からキャッシュカードをだまし取ろうとしたとして、奈良県警奈良西署などは16日、詐欺未遂の疑いで、大阪府東大阪市の無職男(22)を逮捕した。男は塗装業の下請け職人として働いていたが、新型コロナウイルスの影響で仕事がなくなったといい、「新型コロナで収入がなくなり、ツイッターで仕事を探した」と供述し容疑を認めているという。 逮捕容疑は、共謀し16日午後1時25分ごろ、奈良市内の無職女性(90)方に警察官を名乗って「あなたの口座から不正出金されている」と電話。その後、女性宅を訪れてキャッシュカードをだまし取ろうとしたとしている。男は受け子とみられている。 同署によると、親族に相談した女性は署に通報。女性宅付近では同日午後に警察官をかたる不審電話が相次いでおり、捜査員が警戒中、駅と女性宅を何度も往復する不審な男を発見。職務質問したところ犯行の具体的内容を供述し容疑を認めたため、逮捕した。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース