名古屋市消防局は30日、現場などで亡くなった消防隊員に支給する遺族年金の通知書を、誤って別の遺族に送っていたと明らかにしました。
名古屋市消防局によりますと、5月27日、消防隊員の遺族3人に対して、別の遺族の通知書を送っていたということです。
通知書には氏名や年金の支給額、銀行口座などが書かれていました。
30日、遺族から別人の通知書が届いたと連絡があり発覚しました。名古屋市消防局は誤って送った文書を回収したうえで遺族に謝罪したということです。
本来、通知書を送る際は送付先を複数の職員で確認することになっていましたが、今回は一人で作業していたということです。
誤送付の理由について名古屋市消防局は、当時、新型コロナウイルス対策の対応で、他の職員がマスクやアルコールの配布業務にあたっていて、人手が足りなかったことが要因のひとつだと話しています。
東海テレビ
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