江戸時代から200年以上続く神奈川県座間市の伝統行事「大凧(おおだこ)まつり」の実行委員会が、新型コロナウイルスの早期収束を願って「コロナ 撲滅」の文字が書かれた大凧を市役所1階に展示した。まつりは感染拡大防止のために5月上旬から秋への延期が決まっている。
大凧は3・6メートル四方の2間凧。まつりは11月3日の市制施行50周年記念式典の前後に、例年2日間の日程を1日だけにして開催する予定で、展示はそれまでの10月末まで。また、毎年、大小10個ほどの凧が揚げられるが、今年はこの2間凧を含めて3個になる。市の担当者は「多くの人に見てもらって、勇気を与えることができたら」と話している。(上嶋紀雄)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル