「ゴーストベア」通報相次ぐ札幌 市民襲われた1年前の記憶が背景に

 「ゴーストベア」

 人口197万人の札幌市などでヒグマ対策を担う行政や民間の人たちの間で、そんな言葉が今年、しばしばささやかれている。札幌市内で、ヒグマらしきものを見た、という通報が相次いでいるからだ。背景には、昨年6月にヒグマが住宅街を疾走し、市民を次々と襲った事故の衝撃がいまだに消えないことがあるらしい。

 「体長2メートルのヒグマのような生き物が、道路を走って横切った」

 4月19日夜、札幌市北区あ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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