緊急事態宣言の解除を受けて、都内の動物園や水族館なども準備が整い次第、営業が再開される。
東京都によると、都が運営する4園については「施設の規模などを勘案して、個別に対応していく」とした。動物園は都のロードマップには具体例として明示されていないが、ステップ1の「展示施設」に準ずるとみられる。
ジャイアントパンダの「シャンシャン」が人気の上野動物園では「警備などの人員確保を即座にするのは難しい。(開園まで)ある程度の日数はもらわないといけない」としたが、都から許可が出次第、態勢を整えていく。同園は2月29日から新型コロナ感染拡大防止のために約3か月間、閉園しているが、過去の長期閉園は、1923年の関東大震災(約100日間)、2011年の東日本大震災(2週間)しかなかったという。
シャンシャンは、休園中に体重が10キロほど増加するなど、順調に成長している。開園すれば、久々に多くの来場者の視線を浴びることになるが、関係者は「パンダは比較的周囲の環境変化に影響されないタイプ。大きな音などを立てなければ、心配はないと思います」。一方、パンダと同じく、展示が珍しいオカピ(キリンの仲間)は「とてもデリケートなので不安な面もある」そうで、状況を見ながら展示方法を考えていくという。
来月12日には、3歳を迎えるシャンシャン。その誕生日には、再び元気な姿を生で見ることができそうだ。
報知新聞社
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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