富士山の西側、静岡県や山梨県の市街地上空で、米海兵隊が戦闘機への空中給油訓練を実施したとみられる模様が、地上の住民によって6月28日に撮影された。空中給油は訓練中の墜落事故も起きており、日本政府は安全のために「米側から、陸地上空では実施しないことを確認した」と説明している。だが、富士山周辺ではこの数年、空中給油の模様がたびたび撮影されている。
6月28日には山梨県在住の男性が同県南アルプス市で撮影した。空中給油機KC130と見られる機体からホースが出ており、2機の戦闘機につながっている様子が鮮明に写った。3機は青空にわいた白い雲の下を飛行していた。
撮影者の男性は「航空機がジェット音を響かせながら頭上を通ったのに気づき撮影した。給油機の後ろに戦闘機2機が張り付き、ホースは付いたり外れたりしていた」と話した。
甲府盆地や富士宮市上空での飛行を示す記録
航空機の飛行状況を示すイン…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル