花粉症によるくしゃみ、ぜんそくのせきが、新型コロナウイルスによるものと誤解されないようにするバッジが、飛ぶように売れている。川崎市中原区丸子通1丁目のハンドメイド雑貨店「エピリリ」では注文が一日千件を超え、店を臨時休業するなどして発送作業に追われている。
エピリリで取り扱っているのは、ネットでも販売されている「ぜんそくマーク」と呼ばれるバッジ。店主で消しゴムはんこ作家の牧野美和さん(38)も店で扱うことを決め、知人とともにデザインしてバッジに仕立てた。注文を受けてからの手作りで、「このセキうつりません」「花粉症です」といったメッセージが書かれ、キーホルダータイプもある。
もともと日に5、6個売れていた商品だが、新型コロナウイルスをめぐる電車内のせきのトラブルが報じられると、注文が日に約30個に急増。やがて千個を超え、生産を知人の工場に依頼することになった。
牧野さんは店を一時、臨時休業…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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