「ソーリャ、ソーリャ」岸和田だんじり祭始まる 34台が駆け抜ける

田中章博

 勇壮さで知られる大阪府岸和田市の「岸和田だんじり祭」が16日早朝、始まった。「ソーリャ、ソーリャ」と威勢のいいかけ声とともに、各町のだんじり34台が市街を駆け抜けた。

 午前6時ごろ、重さ約4トンのだんじりが繰り出した。見せ場は、高さ約4メートルのだんじりの屋根で舞う「大工方(だいくがた)」の合図で、路地を勢いよく曲がる「やりまわし」。豪快に決まるたび、沿道の観客たちから大きな歓声が湧き起こった。

 17日は神社への「宮入り」がある。

 だんじり祭は、2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で引き回しを自粛し、75年ぶりに事実上の中止になるなどした。今年は6年ぶりに有料桟敷席が復活し、観覧する人たちでにぎわった。(田中章博)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment