米田優人
関西を中心にドラッグストアを展開する「ダイコク」(本社・大阪市)が、医薬品などの納入業者に対し閉鎖する店舗の在庫の返品に応じるよう不当に求めていた疑いがあるとして、公正取引委員会は19日午前、独占禁止法違反(優越的地位の乱用)の疑いで同社に立ち入り検査を始めた。関係者への取材でわかった。
関係者によると、同社は2020年春ごろから、店舗を閉鎖する際、優越的な立場を利用して余った在庫商品を納入業者に引き取るよう求めていた疑いが持たれている。
同社のホームページによると、1957年創業で、20年8月期の売上高は726億円。同社は朝日新聞の取材に「担当者が不在のためお答えできない」としている。(米田優人)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment