社会の変化に合わない厳しい校則を見直す動きが広がり始めている。子どもたちが、決められた校則を守る受け身の立場から、自らつくったり改めたりする主体的な立場になることが特徴だ。(編集委員・氏岡真弓)
岩手県立大槌高校の校則は昨年、大きく変わった。「ツーブロック」の髪形を禁止する規定が消え、男子は夏、ネクタイを着用しなくてもよくなった。
「大槌高校は校則が厳しかった」と生徒たちは言う。生徒は月1回、横一列に並ばされ、前、横、後ろの髪の長さ、眉毛の加工の有無や靴下の色をチェックされてきた。これに昨年、生徒会の数人が「校則を変えたい」と声を上げた。
最初につくったのが、校則を…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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