「ドライブウェーから遺棄」供述 京都の殺人、遺体の捜索難航

 京都府井手町の女性(当時19)が2016年10月に行方不明になった事件は、元交際相手の会社員、末海征河(すえうみせいが)容疑者(25)=同町=が殺人容疑で逮捕され、23日で1週間になった。捜査関係者によると、末海容疑者は「女性を車内で殺し、(奈良市の)若草山のドライブウェーから遺体を捨てた」と供述しているという。京都府警が山中で遺体を捜索しているが、5年が経過し、難航している。

 捜査1課によると、末海容疑者は16年10月22日ごろ、当時交際していた女性を井手町内で殺害した疑いが持たれている。

 捜査関係者によると、2人は前日の21日に口論し、女性が外出先の同府木津川市で一時音信不通になる騒ぎがあった。いったん帰宅したが、22日未明に、自宅近くに止めた車内で再び2人が口論する姿が家族に目撃され、女性はその後、消息を絶ったという。

 同25日に家族が行方不明者届を府警田辺署に出したが、当時は事件性が低いと判断されていた。

 だが、田辺署が昨年、過去の…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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