警察官を装った男が愛知県知立市の民家から現金約1千万円や金塊約1・5キロ(約1200万円相当)を盗んで逃走したと、県警が3日発表した。
安城署によると、50代の会社員男性の自宅に3日昼ごろ、安城署員を名乗る女から「偽札のニュースが今話題になっている。金庫に偽札がまぎれているから確認させてほしい」と電話があった。
その後、男が男性宅を訪ねてきたが、男性が不在だったため、80代の母親が金庫へ案内した。立ち会った母親が目を離した隙に、男は金庫内にあった現金や金塊の一部を盗んで逃げたという。
母親から電話を受けた男性が被害に気付き、110番通報した。県警は窃盗事件とみて捜査している。男らがこの家に多額の資産があることを何らかの方法で知った上で、組織的に犯行に及んだ可能性もあるとみて調べている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル