大阪府茨木市の駐輪場で自転車に火をつけたとして、大阪府警は28日、府内居住の男子中学生(14)を建造物等以外放火容疑で逮捕し、発表した。「放火事件のニュース動画を見て、おもしろそうだなと思い、火をつけた」と容疑を認めているという。府警によると、付近では同種の不審火がほかに6件確認されている。
捜査1課によると、男子中学生は25日午前4時5分ごろ、茨木市五十鈴町のマンション駐輪場で60代女性の電動自転車の前かごカバーに放火した疑いがある。自転車4台が焼けたが、けが人はいなかった。
府警によると、この事件を含めて茨木市南部の6キロ圏内で25日未明から27日深夜にかけて、集合住宅の自転車やごみ置き場、民家の資材などが燃える不審火が計7件あり、関連を調べている。いずれもけが人はなかった。
同課によると、25日の事件現場近くの防犯カメラに出火当時、自転車に乗った不審な人物が映っていたという。28日午前0時40分ごろ、同市内で似た自転車に乗る男子中学生を茨木署員が発見。職務質問すると、ライターを所持しており、放火を認めたという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル