魚住あかり
硬式野球部の部活動中に部員に暴言を発したとして、掛川工業高校(掛川市)が、監督を務める30代の男性教諭の指導を停止させたことが6日、取材でわかった。この部員は体調を崩して今月から休部しており、高校は県教委や県高野連に報告した。
高校によると、監督は昨年11月と今月の練習試合で、部員1人に対して「バカ」「使えないな」などの発言をしたという。また部員に実施したアンケートで、複数の部員に対して同様の暴言を発していたこともわかったという。
硬式野球部には24人が所属。関係者によると、監督は練習中や、練習試合中にベンチから部員に「死ね」などの罵声を浴びせることがあったという。昨年も部員が指導をきっかけに休部したとの情報もある。
今月、部員の保護者から高校に相談があった。監督は高校の聞き取りに「指導の中で暴言を発してしまった」と認めているといい、5日から部の指導を外れているという。(魚住あかり)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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