埼玉県のインターネットカフェで昨年6月以降、店員が人質にされる立てこもり事件が相次いだことを受け、同県熊谷市のネットカフェ「自遊空間 熊谷籠原店」で20日、同様の事件を想定した防犯訓練があった。店の幹部や店員が県警から、被害を防ぐためのポイントについて習った。別の系列店の県内の関係者も見学し、知識を共有した。
訓練は、「パソコンがつながらない」と客が店員を個室に呼ぶ想定。女性店員が安全を確認するため、客を個室の外に出るよう求め、中を確認した。講師役の警察官は「間合いをもう少しとった方がいい」と助言した。店員の指示に応じない高圧的な客がいた際、防犯ブザーを鳴らす訓練もした。
警察官らはこのほか、客とト…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル