宮廻潤子
茨城県大洗町の道路を改造バイクで集団暴走したとして、茨城県警は水戸市などの16~18歳の少年6人を道路交通法違反(共同危険行為の禁止)の疑いで逮捕・送検し、このほか15~18歳の少年5人を同容疑で書類送検したと、8日発表した。「パトカーとの追いかけっこが楽しかった」などと供述し、いずれも容疑を認めているという。
交通指導課によると、少年ら11人は昨年9月9日午後11時ごろ、消音器を外したり変形ハンドルを取り付けたりしたバイクを運転し、大洗町の国道51号などを集団で道路いっぱいに広がって走行したほか、信号無視や蛇行運転をして一般車両に著しい危険を生じさせた疑いがある。
同日、水戸署に「大洗サンビーチ付近を爆音で暴走している集団がいる」という通報があり、署員らが現場に駆けつけたところ、大洗マリンタワー付近でバイクを暴走させている集団を確認。約6・6キロ追跡する中で撮影した動画や、周囲の防犯カメラ映像から少年らを特定した。
県警は、バイクを運転していた男子高校生ら6人を昨年12月までに逮捕し、水戸地検に送検。同乗していた女子高校生ら5人については今月7日までに同容疑で書類送検した。このうち7人は、すでに保護観察処分が決定しているという。(宮廻潤子)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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