愛媛県では5日に過去最多となる582人の新型コロナウイルス感染が新たに確認された。6日の新規感染者数も、前日に次ぐ552人となった。中村時広知事は5日の記者会見で「感染拡大局面に入った」と言及。具体的な感染例も紹介しながら、県民に改めて感染回避行動を徹底するよう呼びかけた。
5日判明の新規感染者のうち、10歳未満から40代までの世代が8割を占めていた。5日までの1週間の県内の感染者は計2252人で、前週の1・7倍に増えた。人口10万人あたりの感染者数の増加率は、全国平均を上回っている。6日現在の医療機関への入院者数は83人で、このうち重症は1人。
県内で確認されたクラスター(感染者集団)は、4日までの2週間で50件に上る。このうち、場所や状況別では、最多が「学校」の11件で、「会食・飲食店」の10件が続く。
中村知事は、オミクロン株への対応ではこれまで一貫して、飲食店への規制を中心とする「まん延防止等重点措置」のような施策については慎重な構えを見せてきた。
第6波の感染急拡大を受けて…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル