「フリマの収入減」と偽り給付金申請か 容疑の3人逮捕

 コロナ禍で収入が減った個人事業主らを支援する持続化給付金を国から詐取したとして、警視庁は不動産業の佐藤秀守容疑者(27)=東京都足立区新田3丁目=ら男女3人を詐欺の疑いで逮捕し、26日発表した。

 同庁は、佐藤容疑者がSNSを通じて新型コロナ関係の給付金の不正受給の手法を教える「指南役」だったとみている。ほかにも約30人分の虚偽申請に関与した可能性があるとみて調べている。

 ほかに逮捕されたのは、ともに職業不詳の石井正子容疑者(51)=千葉県柏市増尾=と、長男の義幸容疑者(27)=同県流山市おおたかの森北2丁目。義幸容疑者は「母親を(佐藤容疑者に)紹介しただけ」と容疑を否認し、ほか2人は認めているという。

 サイバー犯罪対策課によると、3人は共謀して昨年6~7月、正子容疑者が個人事業主でコロナ禍によってフリーマーケットでの収入が減ったなどと偽り、中小企業庁に持続化給付金を申請、100万円を詐取した疑いがある。実際は、正子容疑者はそば店のパート従業員などをしていたという。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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