「マスクを切らした。まずい」後ろめたさを抱き取材に向かうと…救われた高校の対応(西日本新聞)

<記者コラム>

 「マスクを切らした。まずい」-。新型コロナウイルスの感染症対策が徹底された10日の県立高入試。後ろめたさを抱きつつ取材に向かった修猷館高(福岡市早良区)で、学校側の対応に救われた。もし良ければと、手作りのマスクを提供してくれたのだ▼キッチンペーパーと輪ゴムで作ったマスクは市販品と遜色なく、優しい肌触り。受験生、職員用の市販品に加え、万が一に備え養護教諭がインターネットを参考に準備したという。気遣いと徹底した危機管理に頭が下がる▼品薄が続くマスクのネット上での転売が禁止された。だが既にオークションサイトでマスクをペンなどと偽り出品する手法が横行しているそうだ。知恵と労力をもっと有効に使えばいいのに。手作りのマスクをまじまじと見て思った。 (前田倫之)

【写真】「かわいい」ヘアゴムで作る“ハンカチマスク”

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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