19世紀後半~20世紀前半に活躍したチェコ出身の芸術家、アルフォンス・ミュシャとエミール・オルリクの作品を集めた特別展「ミュシャと日本、日本とオルリク」が2日、和歌山市吹上の和歌山県立近代美術館で開幕する。ジャポニスム(日本趣味)の影響を受け、異国趣味にあふれたポスター作品など約400点を展示する。12月15日まで。
日本とチェコの交流100周年を記念した特別展。アール・ヌーヴォーを代表し、繊細な曲線と印象的な構図で日本でも人気のミュシャの演劇用ポスターなどを並べる。
1日には内覧会があり、招待者らは、草花や女性を装飾的に表現したミュシャ独特の表現方法などをひと足早く楽しんだ。
担当者は「ジャポニスムの影響を受けた海外画家の作品は、日本の美術家にも刺激を与えた。美術の表現技法の変遷にも注目しながら鑑賞してほしい」と話している。
4日と30日、12月14日には午後2時から、学芸員らが作品を解説する連続講座も開催する。問い合わせは美術館(073・436・8690)。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Leave a Comment