「メタバース登校」が増やす幸せの選択肢 落合陽一さんたちの答え

 2020年度の小中学校の不登校は19万6千人で過去最多となった。学校に行けない子どもに、学びの場をどう確保するのか。国際シンポジウム「朝日地球会議2022」(朝日新聞社主催)のセッション「『幸せ』に生きるための教育とは?」で語り合った。

 コーディネーターを務めたハフポスト日本版編集長の泉谷由梨子さんは「メタバース登校」を紹介。埼玉県戸田市で始まった、不登校の子どもたちがオンライン上で学べる仕組みだ。

「答えを知りたがりすぎたと反省」

 教育経済学が専門の慶応大教授・中室牧子さんは、様々な事情を抱えた子どもたちにきめ細かに対応するには、人手が最大の課題になると言う。メタバース登校なら、全国に散らばった子どもたちを集められる。「そこに質の高い支援者も用意できる。画期的なやり方だ」と評価した。

 筑波大准教授の落合陽一さん…

この記事は有料記事です。残り420文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment