「ルフィ」と直接やりとり?の男を逮捕 京都府警、時計店強盗容疑

 京都市の腕時計買い取り販売店で昨年5月、多数の高級腕時計が奪われた強盗事件で、京都府警は7日、実行犯らに資金を提供したとして、宮沢優樹容疑者(22)=東京都板橋区=を強盗の疑いで逮捕し、発表した。府警は、宮沢容疑者が、一連の広域強盗事件で指示役とみられる「ルフィ」を名乗る男と直接やりとりしていたとみている。

 京都市中京区の腕時計買い取り販売店「ビッグムーン京都」で昨年5月2日、高級腕時計41点(6900万円相当)が奪われ、府警は昨年7~8月、実行犯など男女5人を逮捕した。宮沢容疑者はこの男女らと共謀し、腕時計を奪った疑いがある。捜査関係者によると、宮沢容疑者は「ルフィ」と名乗る男の指示を受け、事件発生前後に強盗の実行犯らに現金を振り込むなどしていたという。

 京都の事件をめぐっては、盗まれた時計の一部を都内で売却したとして、京都地検が7日までに別の男女3人を盗品等処分あっせんの罪で起訴している。

 府警は、宮沢容疑者が強盗事件の実行犯への資金提供のほか、強奪した時計の一部を保管する役割も担っていたとみて調べている。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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