父親の異変を最初に感じたのは2020年11月。米国大統領選前に受けとったメッセージだった。
「もしトランプ大統領が落選したらやがて米国は中国共産党にのみ込まれてしまうでしょう」「日本のメディアは(大統領選について)百八十度偏向している」――。
そんな長文が突然、LINEで届いた。その後も週1回ほど送られてきたが気味が悪く、返信できなかった。
もともと優しい性格で、交友関係も広かった父親。「英語が堪能で、幼い頃はハワイ旅行にも連れて行ってくれた」と20代の男性は振り返る。
昨年12月、反ワクチン団体「神真都Q会」のメンバー8人が逮捕される事件がありました。その一人の家族が取材に応じ、苦しい胸の内を語りました。
YouTubeで米大統領選を調べるうちに…
だが、コロナ禍で父親は次第…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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