「一票の格差」が最大2・08倍だった昨年10月の衆院選で、弁護士グループが沖縄の四つの小選挙区の選挙無効を求めた訴訟の判決が24日、福岡高裁那覇支部であった。谷口豊裁判長は選挙を「違憲状態」と判断しつつ、選挙無効の請求は棄却した。原告側は上告した。
昨年の衆院選をめぐっては、弁護士グループが14の高裁・支部に計16件の同種訴訟を起こした。今回の福岡高裁那覇支部の判決は全国で15件目。24日時点で、「合憲」は8件、「違憲状態」は7件となった。判決が出そろった後、最高裁が統一判断を示す見通し。
福岡高裁那覇支部は、格差が…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル