ビートルズの1966年の日本公演。警視庁が警備の様子を撮影した「幻」のフィルムが56年の時を経て開示された。研究家が「世界中のビートルマニアが驚く歴史的な映像」という、その内容は――。(田中恭太)
映像は、ビートルズが来日した66年6月29日~7月3日に撮影された。
国内外で熱狂的な人気を誇り、日本武道館の会場使用をめぐって反対論も起きたビートルズの来日にあたっては、「国賓級」の警備態勢が敷かれたとされる。
警備の様子を記録した映像は警視庁で長年保管され、2014年にその存在が報道された。
一部は16年公開のドキュメンタリー映画「ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK(エイトデイズアウィーク)」にも提供された。
今回開示された映像は、全部で35分40秒あった。白黒で音声はない。
「ザ ビートルズ来日に伴う警備 警備課機動隊」。映像は手書きのタイトルで始まる。
専門家が「歴史的な意義がある」と評する「幻」のフィルム。記事後半では動画の一部をご覧いただけます。
武道館最終公演のシーンも
警備会議や、会場や空港周辺…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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