聞き手・才本淳子
好きなアイドルや、キャラクターを応援する「推し活」が注目されています。「推し」がいると暮らしはどう変わるのでしょうか。「朝から晩までそのことを考えている」という、お笑いコンビ「おかずクラブ」のオカリナさんに、最近の推しライフについて聞きました。
■オタクが生きやすくなった
「推し活」とか言って、女性誌でも取り上げられるようになり、世の中ずいぶん変わりましたよね。
中高生時代からオタク気質。特に漫画はずっと好きで、聖地巡礼とかもやっていました。私はなにも変わらないけれど、周りが変わったと思います。
今でこそ「推し活」が特集されて、プラスに取り上げてもらうことも多くなりましたが、ずっと仲間内以外に表立って言う趣味ではない認識でした。
堂々といろんな人に「好き」を熱く語れて、フィギュアを買い集めていても周りの目が気にならない。むしろ、「語ってください」と取材を受けることもある。いくらでも語れますよ~。オタクも生きやすくなりました。
私の今の推しのメインは、漫画「ヒロアカ(僕のヒーローアカデミア)」と、アイドルグループの「BOYS AND MEN」です。
イベントに行き、ツイッターで情報収集し、関連グッズも集めまくっています。
けっこうお金を使っていますが、私にとっては感謝と応援の気持ち。そのぶん、幸せをいただいていますから。
■人生で大切なことは推しが教えてくれた
私自身、本当に頑張れない人…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル