人生100年時代
2020年、日本の女性の2人に1人が50歳以上になると言われています。「人生100年時代」に50歳は折り返し点。その先の新しい自分のため、健やかに生きるすべとは。20代で女子テニス世界ランク4位を記録、37歳からの再挑戦で世界を勇気づけた伊達公子さんに話を聞きました。
2度目のテニスのキャリアを終えて2年余り。まず右肩と、昨年は右ひざを手術し、リハビリを続けています。元気だけど中身はぼろぼろかも?です。勝負の世界を離れた「伊達公子」という新しい人生。フィジカルな悩みは抱えつつ、この先どう健康的に進もうか、引き出しを増やしている真っ最中です。
その一つは学ぶこと。実は1年前の冬は、家でテニスコートの修士論文と格闘していました。日本は大半が砂入り人工芝ですが、海外の主流はハードかレッドクレー。世界で戦える選手を育てるには、世界基準の環境が必要である、でも私だけの意見じゃだめだ、客観的に裏付けできるものがなければならないと思い、早稲田大大学院(スポーツ科学研究科)に入りました。
全国のテニスクラブ、海外と国…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル