公園で遊ぶ子どもたちの自転車の荷物を狙って窃盗を繰り返したとして、大阪府警貝塚署は21日、貝塚市の派遣社員の男(38)を窃盗容疑などで逮捕・送検したと発表した。「子どもの荷物を狙うなら捕まりにくいだろうと考えた」と説明しているという。
署によると、男は、2月下旬から9月下旬、市内の複数の公園で、自転車のハンドルにかけたり、前かごに入れたりしたままのかばんから財布を盗むなどした疑い。窃盗や遺失物横領などの容疑で送致された計12件(被害総額約11万円)のうち、窃盗9件はいずれも友だちと遊んでいる小中学生の自転車からで、財布やゲーム機、携帯電話が盗まれていた。
男は、物流会社に派遣社員として勤務。給料はパチンコやパチスロで使い切ると、食べ物や飲み物を買うために、子どもたちの荷物から盗み、財布の現金やポイントカードを使っていた。
「今どきは子どもでも500円や千円は持っている」と、子どもの荷物を狙っていたという。(田中章博)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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