デニムの上下にナス型サングラス。テレビドラマの刑事役で名をはせた昭和の大スターを思わせるこわもて刑事が、岡山弁ですごむ。「他人事じゃねーけぇ!」
その名も「倉敷ジーンズ刑事(でか)」。多発する特殊詐欺被害を食い止める任務を帯びて、岡山県警倉敷署に着任したのだ。
実は、この刑事は倉敷署の生活安全課員5人が考案したキャラクター。目をひくようにと眉毛は太く眼光は鋭く。着衣は当然、市特産のジーンズだ。
そんな風貌(ふうぼう)をした身長約30センチの人形を署員が手作りして撮影し、劇画風の注意喚起ポスターに仕上げた。18日にはJR倉敷駅近くの倉敷えびす通商店街振興組合に210枚手渡した。
同商店街で花屋を営む、振興組…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル