「何か背負わせたくなる顔」、ドラゴン桜で一転 南沙良

 2017年のデビュー後、18年に初主演した映画で一躍注目を集め、来年にはNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」への出演も控える。勢いに乗る南沙良さん(18)に、現在出演中の「ドラゴン桜」の役どころや、俳優業をめざした原点を語ってもらった。

 自分の強みは何だと思いますか。そう尋ねると、「うーん」と数秒悩み、答えた。「色んな方に、『何かを背負わせたくなる顔だね』と言われます」。確かに、影を背負った役柄の好演が続いている。

 2017年、デビュー映画「幼な子われらに生まれ」では、母の再婚相手にうまくなじめない連れ子役だった。その翌年には映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」で初主演。どうしても人前で言葉に詰まってしまい、もがく高校生を熱演し、いくつもの新人賞に輝いた。

 こうした「暗い役」は「全然、苦ではないですね」と、きっぱり。むしろ、どちらかといえば内向的な自身の素に近く、共感できるという。

 そんな18歳が今、影から一…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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