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平均気温が観測史上最高となった9月について、1カ月間の真夏日(30度以上)の観測地点数も、のべ1万地点を超えたことが気象庁のまとめで分かった。同庁気候情報課の池田友紀子・予報班長は「予報を大きく超えた信じられないような高温。日本全体で記録的な暑さになったのも非常に珍しい」と話した。
2日の同庁の発表によると、都市化の影響が少ない全国15の観測地点を基準に1991~2020年の9月の平均気温と今年を比べると、東日本で3・1度、西日本で2・3度高く、ともに過去最高だった。北日本では3・1度高く、過去2番目の暑さだ。
9月1~30日に全国914地点で観測した真夏日は、のべ1万1801地点で前年の2倍弱になった。
他にも記録ずくめだ。鹿児島市で30日間すべてが真夏日となったのも観測史上初で、東京都心では今年の真夏日が90回目に達し、記録更新中だ。
気象庁は、10月は中旬にかけておおむね平年並みの過ごしやすい気温に落ち着くとみている。(大山稜)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル