「水曜日のダウンタウン」に出演(2022年7月6日放送回)したことで、吃音(きつおん)と笑いのあり方をめぐり議論を巻き起こした、インタレスティングたけしさん。白熱する周囲をよそに、この問題について公の場では語ってきませんでした。当時何を思い、いま何を願うのか。話を聞きました。
【動画】芸人インタレスティングたけしの単独インタビュー
テレビ出演は「すごくうれしかった」
――TBSの「水曜日のダウンタウン」に出演されました。
先輩芸人にドッキリを仕掛けられる番組でした。
――笑いをとったことで、「吃音を笑っている」として、番組が日本吃音協会から抗議を受けました。
番組自体は僕の吃音で笑わせたわけではないのに、びっくりしましたね。僕としては芸人なんで、やっぱ笑われてナンボなんで。やっぱりテレビに出たということはすごくうれしかったです。
このまま、もしかしてお笑いの仕事ができなくなるのかなと思って、心配で仕方なかったですね。
――この話について、公の場ではあまり発言しなかったですね。
いろんな人も巻き込んでいますので、余計なことをしゃべらないで黙ってました。
インタレスティングたけし
1979年生まれ。高校を中退し、音楽の道を進みながらバイト生活を続けていたが、25歳で芸人に転身。一時は大手芸能事務所に所属し活動していたが、いまは、フリーで活動している。
――テレビに出たいですか。
はい。
――なぜでしょうか。
やっぱ、芸人やってるからに…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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