「公輝はどんな顔つきになったんだろう」 雪崩事故5年、両親の思い

 栃木県那須町で2017年3月、大田原高校の山岳部員7人と教員1人が亡くなった雪崩事故から、27日で5年を迎える。突然の事故でかけがえのない子どもの成長を奪われた遺族は募る寂しさを抱えながら、いまを生きている。

 リビングの壁に取り付けられたモニターには写真のスライドショーが流れている。赤ん坊、おみこしを担いだ姿、家族でミュージカルを見に行ったとき。何千回、何万回見たかわからない。どの表情も豊かだ。

 16歳で亡くなった公輝(ま…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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