【動画】最高時速が約45キロ 公道での走行禁止の電動スケボーで事故=藤牧幸一撮影
公道で走れない電動スケートボードで乗用車と衝突事故を起こしたとして、愛知県警は2日、名古屋市昭和区の男性会社員(32)を道路交通法違反(安全運転義務違反)の疑いで書類送検し、発表した。
男性は「公道で乗ってはいけないことはわかっていた」と容疑を認めているという。
電動スケボーの走行をめぐる検挙は県内で初めてで、全国的にも珍しいという。
中署によると、男性は昨年9月2日午後4時20分ごろ、同市中区の市道の車道を電動スケボーで走行しながら交差点に進入し、右折してきた乗用車とぶつかった。けが人はなかった。
県警は男性の電動スケボーは最高時速が約45キロで、モーターの性能などから道交法の「普通自動車」にあたり、公道走行にはミラーやライトなどの安全装置の設置が必要と判断した。
男性はインターネットで電動スケボーを購入し、事故当時は通勤中だったと説明しているという。
簡単操作で快走、危険性も 「公道NG」浸透せず
電動スケートボードは、デッキと呼ばれる板の部分にモーターがあり、デッキに置く足の位置や手元のリモコンで前進や停止をするものが一般的だ。
スポーツ用品店やインターネ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル