「冬ソナ」効果で観光地に 黄金色のメタセコイア並木

【動画】高島のメタセコイア 黄金の並木に時雨の置き土産=筒井次郎撮影

 黄金色に輝くメタセコイア並木(滋賀県高島市マキノ町)に虹がかかった。地元の人が「高島しぐれ」と呼ぶ通り雨の置き土産だ。

 マキノ高原に向かう直線道路にある。2・4キロに500本。1981年、防風林と町のランドマークとして植えられた。ただ、当初は「花も実もない」と評判が悪かったそうだ。

 15年前、韓国ドラマ「冬のソナタ」の名場面に似ていると評判に。一番人気は雪景色だった。秋の風景がテレビで紹介されると、さらに観光客を呼び寄せた。

 朝、並木道には小学生の登校風景があった。市民のボランティアが年3回清掃して守っている。観光地となった今も、暮らしの一場面であり、大切な遺産でもある。(筒井次郎)

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 JRマキノ駅から高島市コミュニティバス・マキノ高原線(時計回り)で約6分、マキノピックランド下車。問い合わせはびわ湖高島観光協会(0740・33・7101)へ。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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