奈良市で参院選の街頭演説中だった安倍晋三元首相(67)が銃で撃たれて殺害された事件で、奈良県警は11日、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した無職の山上徹也容疑者(41)が県警の調べに、「7日未明、奈良県内で宗教団体の施設に向かって銃を撃った」と供述していることを明らかにした。
7日は事件の前日。県警が押収した容疑者の軽自動車に似た車が同日未明に、この宗教団体施設の付近の防犯カメラに映っていたという。県警は、山上容疑者が自作の銃の動作や威力を確認した上で事件を起こした可能性があるとみている。
捜査関係者によると、山上容疑者は県警の調べに、この宗教団体の名を挙げ、「恨む気持ちがあった」と説明。その上で、「安倍元首相が(その団体と)近いので狙った」という趣旨の供述をしているという。
近隣住民「大きな音を聞いた」
奈良市内にあるこの団体の関…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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