新型コロナウイルスの感染が全国的に拡大し、緊急事態宣言の対象地域に7府県が加わった。宣言が続く「ドミノ状態」になりつつある。この状態は今後も続くのか。止めることは可能なのか。
首都圏以外にも緊急事態宣言の対象地域が次々と広がる「ドミノ現象」の口火を切ったのは大阪府だ。大阪市内の飲食店に対する独自の営業時間の短縮要請などもあって、12月に入り1週間ごとの新規陽性者も減少傾向になった。全国的にも対策の効果があらわれた例と受け止められていた。吉村洋文知事は仕事始めの1月4日には「感染の急拡大は何とか抑えられている」と語り、宣言を要請する必要はないとの考えを示していた。
ところが、その直後から感染者は再び急増した。府内の1日あたりの新規感染者は6~10日に500~600人台が続き、5~11日の7日間の感染者は2倍に急増した。入院中の重症者は170人前後で、確保している病床の使用率は70%前後で高止まりが続く。
大阪知事が態度一転、各府県に広がる
府の分析によると、クリスマス…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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