新型コロナ対策でのマスクの着用が13日、「個人の判断」に委ねられるようになった。いつも着けるようになって3年。外すのか、着け続けるのか、着脱を繰り返すのか。これまでの感染者が国内で最も多い東京の街を記者が歩き、「マスク緩和」の初日を追った。
午前7時半 大井町駅(品川区)に着いた東急大井町線は「すし詰め」ではない程度の混み具合だった。政府の方針では、通勤ラッシュ時など混雑する電車内では着用が推奨される。ほとんどの人がマスク姿だったが、会社員の男性(51)は外していた。「きょうから個人判断ということで混雑していないと思って着けなかったんだけど……。みんな着けているので、明日から考え直そうかな」
午前9時半 和服姿の若者や外国人らでにぎわう浅草の仲見世通り。外国人は外す人が多い一方、日本人は着用した人が大半に見えた。北海道から訪れた大学客員教授の男性(71)は「今までと変わらずマスクを着用するつもり」。
午前9時50分 東京駅のホ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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